U-18韓国遠征レポート⑤ 決勝トーナメント準々決勝
予選ラウンドを突破した松本山雅FC U-18
抽選の結果、準々決勝対戦相手は奇しくも予選ラウンドで対戦し1-5の大敗を喫した蔚山現代FCとなりました。
韓国ユース年代の王者。1度大敗した相手。
「それを乗り越えて強くなる。」
そう決意し、試合に臨みます。
サブの選手がチームのために働きます。
松本山雅が代々受け継がれてきた「思いやりの心」です。
試合は先行するもやはり相手のフィジカルサッカーに押し込まれる展開になります。
しかし、トップチームから受け継がれた守備の粘りを見せ韓国王者に必死に対抗していきます。
そして、激闘の末ホイッスル
PK戦へ突入しました。
出ていない選手が、出場選手を必死にサポートし、魂を託す。
チーム一丸となった姿がここにはありました。
PK戦は5人では決着がつかず、結局10人目へ
先攻の松本山雅が失敗し、蔚山現代が成功
この瞬間、敗退が決定し、泣き崩れる選手たちの姿がありました。
試合後、Kリーグ関係者やメディアの方からは、
「素晴らしい試合だった。感動した。最後まで走り切れる姿は韓国が見習わなければならない。」
というお褒めの言葉を頂戴しました。
松本山雅のスローガン
「One Soul 走破!その先を目指して」
「走破」
僕らはこれを韓国の方に見せらることができたんじゃないでしょうか。
さぁ大事なのはここからです。
この異国の地での敗戦をどう感じ、どう成長につなげるのか。
韓国に来た本当の意味。
それはここから始まると思っています。