キャンプ合宿
8/17(水)~20日(土)まで、松本山雅FC U-10~U-13の選手が国立妙高青少年自然の家(新潟県妙高市)にてキャンプ合宿を行いました。
自然体験活動や登山、キャンプでの共同生活を通して、自主性、協調性、創造性など人間力向上を図ることを目的とした合宿です。
信州大学教育学部講師の瀧先生、NPO法人信州アウトドアプロジェクトの吉田さん、仲澤さん、信州大学教育学部の大学院生、大学生にもご協力頂き今回のキャンプ合宿を行うことが出来ました。
それではキャンプ合宿の様子を紹介していこうと思います。
【1日目】
開講式
班ごと自己紹介。今回は縦割りで班を組みました。キャンプ中班ごと行動することが多く、学年関係なく協力していくことが重要です。
アイスブレイク
勝敗がつくゲームや仲間との協力が必要なゲームを沢山行いました。
テント設営
班ごとテントを張りました。初日と2日目はテント泊です。
野外炊事(夕食)
本日のメニューは野菜炒めとご飯。
薪割りと火起こしも行いました。
味が薄い班もあったようですが、どの班も美味しくいただきました。
1日のふりかえり
ふりかえりは、その日感じたことを整理して明日以降に繋げていくことが目的です。毎日行いました。
【2日目】
朝4時頃から騒いでいた選手がいました。名前は出しませんが…
朝のきんちゃん体操
野外炊事(朝食)
メニューはうどん。昨日よりも手際良くやっていました。
課題解決ハイキング
ASE(Action Socialization Experience)と呼ばれ、各班で協力して課題にチャレンジしていくものです。身体を動かすことも多く、アイデア、仲間との協力が必要なゲームとなっています。今回は9つの課題解決ゲームがあり5時間かけてまわりました。
課題をクリアしようと仲間と協力して前向きに取り組む姿が見られました。逆に自分のやりたいことだけになってしまうこと、直ぐにあきらめてしまうこともありました。
楽しさと一緒に学んだことも多くあったのではないかと思います。
夜は、各班で今日のふりかえりと明日行う登山の目標を立てました。助け合う事やマイナスなことは言わないなどが挙げられていました。
明日は4:30起床です。頑張りましょう!
【3日目】
火打山登山
天気は良好。お弁当を持って出発。
最初は木道が敷かれているところが多く、緩やかな登りが続きました。
黒沢橋を通過。選手たちはまだまだ余裕がありそうです。
十二曲り。急な登りが続く難関。
この先も登りと岩場が続きました…
登山口を出発して約3時間半、高谷池ヒュッテ(山小屋)に到着。山頂までもうひと頑張り。
晴れ間が出てきて、すばらしい景色が見られました。
ライチョウ平を過ぎ、最後の登り。
そして…山頂に到着!
正直、大人でもきつかったですが、選手全員下山までやり遂げました。前向きな声掛けや仲間を気遣う姿が多く見られました。この登山を乗り越え自信になったと思います。
この日の夜キャンプファイヤーを予定していましたが、残念ながら雨で中止になってしまいました。しかし…、班ごとの発表は室内で行いました。
テーマは「キャンプで思い出に残っていること」
歌やものまねなど、各班色々な形で表現していました。個人的には3班(拓士、侑吾、将悟、温、優斗、陸、空洋)が1番面白かったです。
最終日
U-13の選手は、公式戦があるため先に松本に戻りました。
この4日間、下級生の面倒をよく見てくれていました。
クラフト
良い物を作ろうとひたすら磨き続けました。
それぞれの個性が出て、すばらしい物が出来あがりました。
ふりかえり
キャンプ合宿で心に残っていること、またそのとき感じたことを書き出し発表しました。
閉講式
今回、日常では出来ない体験を沢山しました。選手は、良い思いで、記憶に残る4日間になったのではないかと思います。このキャンプで感じたこと、学んだことをこれからの活動や生活に繋げていってほしいと思います。
キャンプ合宿にご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。
ユースアカデミースタッフ
平林、矢畑