3/31ダラス遠征記⑩
いよいよGAカップ最終日の朝を迎えました。
風はありましたが、雲のほんどない絶好の試合日宵でした。
最終試合の相手は松本山雅FCとクラブ提携を結んでいるレアル・ソルトレークです。
朝食後ミーティングを行いました。
アリコーチからスタメン選手一人一人に細かい指示がされました。
そのあと会場へと移動し、ウォーミングアップが始まるまで選手それぞれが試合に向けて集中していました。
いよいよラストマッチ、レアル・ソルトレイク戦キックオフ!(現地時間9:00~)
立ち上がりから相手のビルドアップをインターセプトし、高い位置でのプレッシングからボールを奪えていました。
しかし、相手も我々のプレッシングを潜り抜けてゴールへ迫ってきました。お互いが集中し一進一退の攻防が続きます。
徐々に試合が進むにつれて我々がインターセプトする回数が増えていき、ゴール前で惜しい場面が増えてきました。
負けじと相手もパスを繋ぎながら、ペナルティエリアへ侵入しシュートを放ちますが、GK武藤を中心に集中してゴールを守れていました。
お互いが譲らない中、前半22分に得点。いい時間帯での先制点にベンチも盛り上がります。
その後も我々のペースで試合は進んでいきます。
終了間際に相手ゴールキックをクイックで始められ鋭いカウンター、そのまま一気にボールを運ばれてコーナーキックを与えます。
そのコーナーキックをしっかりしのいで前半終了。
後半は相手の猛攻を受けます。相手にボールを動かされ、奪ってもボールを保持できず苦しい状況が続きます。
後半から出場した筒井が前線でキープしようとしますが、相手DFのパワーのある1vs1になかなかボールを持たせてもらえませんでした。
それでもなんとかボールを奪い前線へ運び、DFはコンパクトを保とうとラインを上げます。
しかしDFラインと相手FWが入替る形で背後へボールを蹴りこまれ相手FWに抜け出されます。
GK武藤がペナルティエリアの外へ飛び出しクリアしようとしますが、相手FWが先に触りそのまま無人のゴールへ流し込まれ同点に追いつかれます。(22分)
その直後切り替えできないスキを相手は見逃さず立て続けに失点。(23分)
この連続失点で1-2と逆転されてしまいます。
その後も相手ペースで試合は進み、相手陣内へボールを進めることはほとんどできませんでした。
そのまま試合終了。
残念ながら最終戦も1-2の敗戦で大会を終了しました。
昨日のサッカークリニックに参加してくれた子どもたちも応援に来てくれていました。
試合終了後は選手たちも悔しさを滲ませていました。
この悔しさを忘れないで欲しい。この経験をこれから日々繰り返される日常に移し替えたくましく成長して欲しい。
最後にはレアル・ソルトレイクと集合写真を撮影しお互いの健闘と称えあいました。
午後はリカバリーを行い、夕食はTEXASで有名なワニ料理をいただきました。
みんなそれぞれたのんだ料理を美味しそうに食べていました。
決勝戦のフラメンゴvsアトレチコ・パラナエンセのブラジル対決は1-0でフラメンゴが勝利し優勝しました。
松本山雅FCが参加したのプレミア・ディビジョンの結果は、なんと初戦で対戦したシアトル・サウンダースが勝利し優勝しました。
会場はTOYOTAスタジアムで行われ、とても素晴らしい雰囲気の中試合は行われました。