ユースアカデミーブログ

GIFC ゲイラン通信 ⑤  

『憧れの国・日本』

シンガポールのサッカー関係者は一様にしてこの言葉を口にします。
「日本はアジアでナンバー1のサッカー国。俺たちにとっては憧れの国なんだ」コーチ仲間は言います。
ゲイラン・インターナショナルFCはこの夏、初めての日本遠征を実施しました。
14歳と15歳にあたるU15の選手21名とスタッフ5名が長野県サッカー協会主催「第1回信毎カップ・インターナショナルユーストーナメント」に参加するため、1週間の日程で松本市を訪れました。
滞在中はアルウィン見学、温泉、上高地観光など、初めて尽くしの体験をし、海外遠征そのものが初めてだった選手たちにとって、本当に大満足の1週間となりました。

さて、肝心の大会はというと、8チーム中6位という結果でした。
日本人選手との決定的な差は「プレーの連続性・持続性」にありました。1度パスをすると止まってしまう、1回守備をすると止まってしまうという良くない習慣がシンガポールの選手にはあります。プレーが継続しないのです。その点、日本人選手には幼少期からパスをしたら動く、守備も何回も追うという良い習慣が自然と身についています。
これは日本人の『勤勉性』がもたらす非常に良い習慣です。「規律を持って継続的に物事を遂行する力」。これは日本人が世界に最も誇れることではないでしょうか。
その一方、自分を主張する、自分の意見をしっかり言えるメンタリティについては、シンガポールの選手の方が圧倒的に良いものを持っていました。日本の選手は、意見することが周りの雰囲気を悪くする、怒られるのではないかという、ある種の恐怖を感じています。これは大人が子どもの意見を受け入れず、正解を無理やり導こうとしているからではないでしょうか。子どもは大人に否定されるのを怖がります。子どもには子どもの意見が実はちゃんとあり、それはどれも間違ってはいないんです。子どもが自分の意見をしっかり言えるような雰囲気を大人が作ることが日本の社会には大切だと改めて感じました。

以下、遠征を終えたスタッフから届いたメッセージを紹介します。

NFA – Frankie san.. YAMAGA FC – Kanda san, Kato san, Yamazaki san, Tetsuya san, Otsuki san.. Thanks again for the wonderful hospitality shown to GIFC U15 boys and staff. No words can describe how grateful we are.. We are leaving tomorrow with a heavy heart but deep within us, we feel a sense of wonderful, meaningful and deep friendship!
Surely we will meet soon and wish the relationship between the clubs continue to prosper– ALL in the name of football!!
All the best to Yamaga FC for the remaining matches! We will be rooting for you guys from Spore!!

長野県協会小坂さん、山雅FC 神田さん、加藤さん、山崎さん、奥田さん、大月さん、この度はゲイランFC u15の選手たち、そしてスタッフに素晴らしいおもてなしをしていただき、改めて感謝いたします。私たちがどれほど感謝しているかは言葉に表すことができません。私たちは深く心に刻まれた素晴らしい気持ちを持って、明日旅立ちます。私たちは今、素晴らしさ、有意義さ、そして深い友情を感じています。
もちろん、私たちはまたすぐにお会いしますし、クラブ間にはより深い関係が築いていけると願っています。全ては「サッカーの名の元に」
松本山雅FC の残り試合が幸運でありますように。私たちはシンガポールから皆さんを応援しています。

Geylang IFC GM Andrew ゲイランFC GM アンドリュー

Thank you very much to all Yamaga Matsumoto n Nagano FA officials, staff, host family n players to provide us this memorable experience. We had a wonderful n fruitful learning experience with your hospitality during our stay in Matsumoto. See you soon. Cheers

記憶に残る経験を提供してくださった、全ての山雅スタッフ、長野県サッカー協会、ホストファミリーの皆様、そして選手達に大変感謝しています。
我々は松本にいる期間、素晴らしく実りの多い経験をみなさんのおもてなしから学びました。またお会いしましょう。

U15 coach Dalis  U15コーチ ダリス

初めて見るサッカー専用スタジアム、初めて感じた日本文化、温泉、山脈と冷たい雪解け水、喫茶山雅でのサッカーが身近にある中での食事、初めてのホームスティ、そしてきれいに整えられたかりがね天然芝でのトレーニング...
若い選手たちにとって、全てが刺激的でかけがえのない経験でした。
さぁ、大事なのはこれからです。この経験を国に持ち帰り、いかに自分のため、クラブのため、国のために、シンガポールサッカーを変えていくのか。この遠征がその第一歩になったことは言うまでもありません。これからの彼らの頑張りが楽しみです。