ユースアカデミーブログ

U-18韓国遠征レポート③

アンニョンハセヨ!

早いもので、今日で韓国に来て1週間になります。
時間が流れるのはあっという間ですが、選手、スタッフ共々元気に過ごせています。

この1週間は練習、試合、リカバリーのサイクルを繰り返す日々でした。
同じアジアながら、やはり日本とは違う異国の風を感じながら、サッカーに集中できる環境に身を置けることに感謝しています。

朝、晩は夏でも涼しい松本とは違い、ここ浦項(ポハン)では朝から気温、湿度共に高く、選手達は少し身体を動かしただけで、汗が滝のように流れてきます。
松本よりも気候的には条件が厳しい浦項ですが、選手達は練習に、試合にと精力的に取り組んでいます。

そんなある日、選手とスタッフが宿泊しているホテルで、とても嬉しい再会がありました。
2012年から2014年まで松本山雅のトップチームに所属していたユンソンヨル選手です。

ユン選手が山雅のトップチームにいる頃にも、U-18の選手がトップチームに練習参加をする機会が何回かあったのですが、その際にもU-18の選手をいつも気にかけてくれていました。

そんなユン選手は現在、ソウルに拠点を置くイーランドFCで活躍しています。忙しい日程の中、貴重なオフの日を使い、ソウルから新幹線で片道3時間半の距離を経て、松本山雅U-18の選手を激励しに来てくれました。

このように松本山雅をJ2からJ1に昇格させるのに貢献をした選手が、U-18の韓国遠征に応援に来てくれるということ。これは本当に愛がないとできないことだと思います。

ユン選手、本当にありがとうございました!

U-18は予選2試合目にこの大会の優勝候補の蔚山現代(ウルサン ヒュンダイ)に敗れたものの、予選を1勝1敗の2位通過で、5日から始まる決勝ラウンドに進出を決めました。

また、FCソウルとの練習試合では2-1で苦しい試合をものにできました。この大会では、松本とは違う、湿度の高さもあり、韓国特有の縦に速いサッカーの影響もあり、毎試合登録メンバー18人の総力戦になります。

決勝ラウンドは1発勝負のトーナメント制になりますが、松本山雅のスタイルである。「ハードワーク」「切り替え」 「1対1」にこだわり一つでも多く真剣勝負ができるように頑張ってきます!!