NPO法人 湘南ベルマーレスポーツクラブさんに研修に行きました
6月16日 NPO法人 湘南ベルマーレスポーツクラブさんを訪問し研修をさせていただきました。松本山雅からは松本山雅スポーツクラブ小林副理事長、久保理事、私高橋の3名が参加しました。
今回の研修は、同じJリーグのクラブとして、株式会社とNPO法人でクラブ全体を運営している湘南ベルマーレスポーツクラブさんの先進事例を学ばせていただくことが目的です。
松本山雅FCは皆様もご存じの通り、当初はトップチームを含めてNPO法人で運営していましたが、現在は株式会社松本山雅とNPO法人松本山雅スポーツクラブで事業を分けて運営をしています。
湘南ベルマーレさんは、これとは反対に元々あった株式会社湘南ベルマーレで運営していたアカデミー部門を、新たに設立したNPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブに移行して運営しています。
加えて、NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブさんは、サッカー以外のスポーツにも積極的に取り組んでおり、地域とのつながりがとても強いクラブだと感じていました。
当日は午前9時に事務所を出発し湘南ベルマーレさんに向かいました。圏央道が出来たお蔭で所要時間は2時間30分程度。こんなに近かった?と言う感じでした。
お昼ご飯はクラブハウスに近いお店。バイキング形式でおいしい料理を食べられるところです。この店は、湘南ベルマーレさんのアカデミーの選手が練習後に食事を摂るところだそうで、海に近いこともありおいしい刺身が出ていました。また、海で日焼けをしたと思われるお客さんもいて、普段ではなかなか味わえない雰囲気でした。
この店でランチをすることになったのは、湘南ベルマーレに長野県出身のスタッフが在籍しているので、そのスタッフの紹介です。このスタッフとは現役時代に何回か対戦をしたことのある方で、今は湘南ベルマーレさんのスカウト兼U18チームのコーチとして活躍をされています。昔話をしながらとても充実したランチでした。
今回の研修には先方の雲出理事長、畔柳事務局長が対応してくださいました。事前に我々からお聞きしたいことをお伝えしてしました。こんなことをお聞きして失礼かな?と言う質問もあったと思いますが、お二方とも快く答えていただきました。
周辺にビッグクラブがある事で他のクラブとの違いを打ち出していくことが必要であること。特定の親企業を持たないクラブ運営の中で、地域とのつながりを大切にしていること、そして何より地域に貢献することがクラブの存在価値であり、自分たちの出来ることを一生懸命にやって地域の人がスポーツに触れる機会を創り、健康のために役立つ活動を地道に行っていることを改めて知ることが出来ました。
今回お話をお聞きしている中で、我々と同じ想いで活動をしていることを感じることが出来て、今後の活動に勇気を与えていただきました。
今回勉強させていただいたことを今後の活動に活かして、新たな山雅スタイルを確立していきたいと思います。
改めて、対応いただいた雲出理事長、畔柳事務局長に感謝を申し上げます。今後もあらゆる場面で勉強させていただきたいと思っています。ありがとうございました。