ユースアカデミーブログ

U-12 3冠

みなさん、こんにちは。
U-12を担当している恒本です。

いつも松本山雅FCを応援していただきありがとうございます。トップチームが「J1昇格」ということで街の熱気が上がっていることを、僕も地元民としてとても嬉しく思っています。そんなトップチームには負けじと、ユースアカデミーに所属する選手もスタッフも日々前進しています!
今回はU-12の活躍を皆さんに報告したいと思います。

少し報告が遅くなりましたが…松本山雅FC U-12はサッカー協会主催の大会・リーグ戦において3冠を達成しました!!

まず1つ目のタイトルは10月に行われた「長野県少年サッカー選手権大会」
県内108チーム参加の大会で、クラブとして初となる優勝を成し遂げました!

2つ目のタイトルは「こくみん共済U-12サッカーリーグ」プレミアリーグにおいて松本山雅Aチームが6勝1敗1分け、得点38、失点4という成績で優勝しました。

「U-12リーグ プレミアリーグ優勝」

3つ目のタイトルは同じく「こくみん共済U-12サッカーリーグ」スーパーリーグにおいて松本山雅Bチームが6勝2敗、得点24、失点9という成績で優勝しました。

「U-12リーグ スーパーリーグ優勝」

長野県内の大会での規模なので、全国のレベルと比べればまだまだですが、クラブとしてはジュニア年代で初となる快挙を達成しました。本当に選手の努力と成長なくして成し得なかったのかな、と思っています。
特に3月から現在を振り返るとタイトルを獲れた2つの要因が浮かびます。
1つは、担当コーチが変わっても、ジュニア年代で最も大切だと思っている攻撃の部分の追求がU-10(小学4年生)のころからブレることなくできたこと。
サッカーは状況のスポーツであると共に、ボールを足で扱わないといけない。ボールを足で扱うことにストレスがかかれば、状況を観ることができません。だからこそ、ボールをストレスなく扱いつつ、状況を自分で観させ、ねらいを持ってプレーする作業がジュニア年代からは必要だと思っています。そして習得するためには、ものすごく時間を割かなければなりません。試合での失敗も多々あります。それが原因で負けることもあります。でも、やり続けた結果、得られたのが今回のタイトルであり、リーグ戦においてはAチームもBチームも全チームの中で一番多く得点できたことが裏付けとなっています。

2つ目の要因は、選手の自立です。
普段の練習から、自分がどうなりたいか、なるためにどんな行動をとっていくのか、個人差はありますが、普段からの意識が変化を生み、成長につながったのかなと思います。
「サッカーは状況のスポーツ」と捉えるとおのずと、いろんな状況下で自分が何をやったほうがよいのか考えなければなりません。心の成長が、選手の取り組みを生み、取り組んだ成果がチームとして最高の形になって出たのかなと思います。

U-12の選手、「3冠達成」本当におめでとう!!
この結果に満足せず、一人ひとりが次のステップでさらに飛躍することを期待します。

スタッフブログをお読みのみなさん、松本山雅FCユースアカデミーは未熟な面も多々ありますが、スタッフ一同、日々の努力でより良い組織に変わってきています。トップチームだけでなく、ユースアカデミーの活躍にも注目してみてください!
これからも応援よろしくお願いします。

最後に保護者の皆さん…いつも熱い声援をありがとうございます。選手はいろんな競争の中で、「心の浮き沈み」があったと思います。保護者のサポートなくして、成長はなかったと思っています。本当に感謝しています。活動も残りわずかとなりますが、最後までベストサポートを、よろしくお願いします。